OPS-4
OPS-4は沖電気工業製の二次元レーダーです。海上自衛隊の自衛艦に地表捜索レーダーとして搭載されました。 OPS-4 富士 に搭載されたOPS-4D
原産国
日本
メーカー
沖電気工業
紹介された 1959年 タイプ
二次元 周波数 Xバンド 方位角
無制限 力 30キロワット
海上自衛隊では、初期に運用されていた旧海軍補助艇でSバンドSO-8が運用されていましたが、 1958年計画でアメリカから提供されたヤシマ級掃海艇。ボート) にはX バンドのAN/SPS-5Bが装備されていました。その後整備された最初の量産中型掃海艇には、短波長で高分解能のXバンドで動作する国産レーダーを引き続き搭載することが求められました。その結果、このモデルが開発されました。
概要
当時、日本無線(JRC)を中心にAN/SPS-5Bの国産版であるOPS-3シリーズの開発が進められていた。護衛艦などへの搭載を想定したSバンドレーダーでしたが、本モデルの開発にあたり部品点数削減のためOPS-6のアンテナマウントを流用し、刻印はそのまま残しました。沖電気がガントリーを使っていたそうです。システムは以下のパーツで構成されています。
船舶用レーダーアンテナ N-AS-36
船舶レーダー送受信機 N-RT-22
船舶用レーダー表示器 N-IP-26
船舶用レーダー真向計 NC-89
OPS-4 は 1959 年に導入されました。その後、より高解像度の X バンド レーダーが必要になりました。これを受けて開発されたOPS -9は1966年に実用化され、このモデルの後継機となりました。
引用
^ 永井荒人 (1991年3月). 海上自衛隊の現在の船舶レーダー、Ships of the World。巻。433. 日本: 外人社。pp.84–89。
^ 自衛隊装備年鑑 2006-2007 . 朝雲通信社。2006 年 7 月 15 日。367.ISBN _ 4-7509-1027-9.
参考文献
ノーマン・フリードマン(2006)。世界の海軍兵器システムへの海軍研究所ガイド。海軍研究所プレス。ISBN 9781557502629
自衛隊装備年鑑 2006-2007 . アサン通信. ISBN 4-7509-1027-9