Praktikos
プラクティコス(ギリシャ語: Πρακτικός ) は、初期キリスト教の修道士エヴァグリウス・ポンティコスによって書かれた禁欲生活へのガイドです。元々はギリシャ語で書かれましたが、シリア語版とアルメニア語版もこの著作は、写本が比較的多く、広く配布されているため、エヴァグリアの著作の中で最も保存状態が良い(Bamberger 1972:lix-lx)。
プラクティコス
著者
エヴァグリウス・ポンティカスギリシャ語
『プラクティコス』は100 章から構成されています。『プラクティコス』の 100 章のうち、悪魔については 67 章で言及されています。
もともとギリシャ語で書かれていますが、シリア語、アルメニア語、エチオピア語（ゲズ語）、グルジア語、アラビア語で書かれたプラクティコスの写本が
コンテンツ
1 概要
2 こちらも参照
3 参考文献
4 参考文献
5 外部リンク
概要
以下は、プラクティコスの 100 章の概要です。
アナトリウスへの紹介状
プロローグ
8種類の邪念（ロジスモイ）
大食い
穢れ（欲望、性的不道徳）
強欲
悲しみ
怒り
アセディア(「真昼の悪魔」; ナマケモノ)
ヴェイングローリー
プライド
8つの熱き想いに対して ( logismoi )
説明書
無関心に近い状態
無関心の兆候について
アポテグマタ: 聖なる僧侶たちの言葉
アナトリウスのエピローグ
より詳細な概要は次のとおりです。
序文: 修道服の象徴的意味についてのアナトリウスへの手紙
第 1 ～ 5 章: はじめに
1: 信仰/実践としてのキリスト教 ( praktikē )、自然の観想 ( physikē )、神の知識 ( theologikē )
2–3: 神の王国と三位一体についての知識
4: 欲望、感情、情熱
5: 悪魔との修道院の戦い
第 6 章から第 14 章: 8 つの思考について ( logismoi )
6: 8 つのリスト
7: 暴食 (腹部痛)
8：淫行（ポルネイア）
9: お金への愛 (フィラルグリア)
10: 悲しみ ( lupē )
11: 怒り ( orgē )
12: 気だるさ (アセディア)
13：Vainglory（ケノドクシア）
14：プライド（フペレファニア）
第 15 ～ 33 章: 八つの思想に対抗する
第 34 章から第 39 章: 情熱について
第 40 ～ 53 章: 指示
第 54 章から第 56 章: 睡眠中に何が起こるかについて
第 57 章から第 62 章： 無情熱（無関心）に近い状態について
第 63 章から第 70 章：情熱のなさの兆候について
第 71 章から第 90 章: 実践的な考慮事項
第 91 ～ 100 章: 聖なる僧侶の言葉
91: 慈善活動を兼ねた断食は心の純粋さにつながる
92: アントニウスと哲学者たち
93: エジプト人のマカリウス
94: マカリウス
95–99: 匿名のアポテグム
100: 兄弟たちを愛する
エピローグ: キリストへの祈り; ナジャンゾスのグレゴリウスのとりなしを喜んでいる
こちらも参照
ヘジキャズム
グノスティコス
参考文献
^ エヴァグリウス・ポンティカス （2015). Evagrius、Kephalaia Gnostika: シリア語からの未修正テキストの新しい翻訳。イラリア LE アトランタ、ラメリ訳：SBL Press。p. xxvii。ISBN 978-1-62837-041-6。OCLC 926092786。
^ 無害、ウィリアム （2004)。砂漠のキリスト教徒: 初期の修道院生活の文学への紹介。オックスフォード ニューヨーク: オックスフォード大学出版局。ISBN 0-19-516222-6。
バンバーガー、ジョン・ユーデス、トランス。1972年。エヴァグリウス・ポンティクス：プラクティコス。祈りに関する章。ミシガン州カラマズー: シトー派出版物。
マイエンドルフ、ジョン。1974年。聖グレゴリー・パラマスと正統派の精神性。ニューヨーク州クレストウッド：聖ウラジミール神学校出版局。
参考文献
バンバーガー、ジョン・ユーデス、トランス。1972年。エヴァグリウス・ポンティクス：プラクティコス。祈りに関する章。ミシガン州カラマズー: シトー派出版物。
エヴァグリウス・ポンティコス、プラクティコスと祈りについて。オックスフォード: 神学部、1987 年。
シンケヴィッツ、ロバート E.、トランス。2003. Evagrius Ponticus、The Greek Ascetic Corpus Oxford: オックスフォード大学出版局。
外部リンク
ウィキクォートにエヴァグリウス・ポンティクス
に関する引用句が
プラクティコスオンライン、ギリシャ語テキスト付き(翻訳：Luke Dysinger、OSB)
ルーク・ダイシンガーによるエヴァグリオス・ポンティコスのプラクティコスの英語訳”