Z-SAN


Z-SAN

 「Z-SAN」  
Z-SANは、ZeteraCorporationによってライセンス供与された独自のタイプのストレージエリアネットワークです。Z-SANハードウェアは、DataPlowによって作成された共有ディスクファイルシステムドライバーおよび管理ソフトウェア製品SANファイルシステム(SFS)であるSAN-FSの修正バージョンにバンドルされています。共有ディスクファイルシステムにより、複数のコンピューターがブロックレベルで同じボリュームにアクセスできます。Zeteraは、ファイルシステムのバージョンをZ-SANと呼んでいます。
Z-SANソフトウェアライセンスはハードウェアパッケージの一部として購入され、CoraidおよびLeftHandNetworksが販売しているATAover Ethernet(AoE)に似ています。Zeteraは製品を直接販売していませんが、代わりにNetgearやBellMicroproductsなどの他のさまざまな企業にその技術をライセンス供与しています。AoEと同様に、Z-SANは、ファイバチャネルおよびiSCSIの低コストの代替手段となることを目的としています。これは、ホストアダプタとTCPオフロードエンジンハードウェアの必要性を排除し、より高価なファイバチャネルスイッチの代わりに標準のイーサネットスイッチを使用することで実現します。
AoEは主にLinuxでサポートされていますが、Z-SANはMicrosoftWindowsプラットフォームでサポートされています。Z-SANは、標準RAIDよりもはるかに多くのディスクをアレイ化できます。ZeteraのWebサイトでは、MITには合計1.4ペタバイトのストレージのZ-SANアレイがあると主張しています。ディスクアレイは、両方のストライプとミラーリングすることができます。
2005年に、ソフトウェアはNetgearSC101製品で使用するためにNetgearにライセンス供与されました。

参考文献
^ 「DataPlow製品」。Webサイト。
^ 「ZeteraのZ-SAN(TM)テクノロジーは、NETGEAR(R)製品で市場に投入されると高い評価を得ています」。SAN / LANニュースレター。23(9)。情報ゲートキーパー。2005年9月。11〜12ページ。

外部リンク
http://www.computerpoweruser.com/articles/archive/c0604/28c04/28c04.pdfZ-SANに関する記事
http://www.zetera.com/